マイザークリームは顔に塗っても大丈夫なの?

カテゴリー:RECORD |日付:2021年12月15日

マイザークリーム
マイザークリーム

年齢のせいか、季節のせいか、1.2ヵ月ほど前から顔のおでこから鼻筋、口周り、アゴにかけて、乾燥のためか皮が剥けたりするようになった。

自分で言うのも何だか肌は決して弱い方ではなく、40歳を過ぎるこの年齢まで肌に関するトラブルに見舞われた記憶はない。

理由はわからないが、加齢による肌の保湿能力低下と季節要因の乾燥と勝手に判断し、風呂上がりに保湿剤を塗布する生活を送ってきた。

が、いっこうに改善しない。保湿剤を塗らないと皮膚はポロポロと剥け落ち、次第に赤味まで帯びてきた。

俗に言うTゾーンから口元にかけて赤い。こんなことは人生初。あきらかにおかしい。

仕事の合間にはじめての病院に行って相談してみた。特別な検査もせずに「おそらく乾燥でしょ。気になるならクリーム出しておくから朝晩塗布して。」という医者。

院内処方で処方された薬が写真の「マイザークリーム0.05%」。マイザー軟膏とも呼ばれる有名なステロイド薬だそうだ。

アトピーや皮膚炎などでステロイド治療をしている友人もいることから名前くらいは聞いたことがあるステロイドだが、実際何のこっちゃよくわかっていない。強い薬なので、副作用などの懸念があるといった話は聞いたことがある。

あの医者超テキトーだったし。この薬は顔に塗っても大丈夫なのかという不安がよぎる。

マイザークリームとは?

「マイザークリーム0.05%」は、合成副腎皮質ホルモン剤で抗炎症作用や抗アレルギー作用、免疫抑制作用があるお薬。発赤、はれ、かゆみなどの症状を抑える効果があるとのこと。

「ジフルプレドナート」というステロイド成分を有効成分とする外用薬。

ステロイドって何?

ステロイドとは体内でつくられているホルモンを薬として応用したもの。「副腎」という臓器で作られたホルモンの作用を利用した薬で「副腎皮質ステロイド薬」と呼ばれる。

外用薬が有名だが、内服薬や注射タイプもある。外用薬の場合、塗布した場所の炎症を鎮める作用に優れており、主に皮膚疾患の治療に用いられている。

ステロイドには強さがある

マイザークリームを調べ、ステロイドについて調べるうちに、ステロイドには作用の強さによって五段階に分類されていることを知る。

・最も強い(Strongest)

・とても強い(Very Strong)

・強い(Strong)

・ふつう(Medium)

・弱い(Week)

身体の部位によって吸収率が異なり、その部位に合わせた強さのステロイドを使用する必要がある。強すぎるステロイドは副作用の原因となる。副作用については後で。

身体の中で最も経皮吸収率が高いのが陰部以外だと頬。つまり顔。顔にステロイドって大丈夫なの?

マイザークリームの強さ

マイザークリームのステロイド薬としての強さは五段階中上から二番目の「とても強い(Very Strong)」に分類されている。

「とても強い(Very Strong)」のステロイドは経皮吸収率の高い顔に塗布しても大丈夫なのだろうか。

マイザークリームで注意したい副作用

何が怖いってステロイドによる副作用。マイザーは作用も強いので、吸収率の高い部分ではより副作用の懸念が高まる可能性がある。副作用を防ぐためにステロイドは患部にしか塗布してはいけない。保湿剤のように予防のために患部周辺まで塗布するようなことはしてはいけない。

主な副作用として、毛のう炎・せつ、ざ瘡様発疹、ステロイド潮紅・毛細血管拡張、皮膚の萎縮、紅斑、接触性皮膚炎などが報告されている。この他有名なのは、ニキビやカンジダ症、水虫などの皮膚感染症になったり。皮膚が薄くなったり、毛細血管の拡張で皮膚が赤くなったり。

赤味が気になって治療したいのに、逆に赤みが出たらたまったものじゃない。

結論:マイザークリームは顔に塗っていいの?おれは止めとく。

まず、医師が処方してくれたんだから、ダメなわけではないという前提がある。が、長年アトピーや皮膚炎などの治療を続け、皮膚関連の治療に詳しい友人に聞いたところ、

「皮膚科専門の医師じゃないと、結構テキトーにステロイド処方してくるから注意だよ。」

とのこと。

そして今回のマイザークリームに関して聞くと、

「自分にとって0.05%は、酷い症状のときに身体に塗布するレベルの薬なので、顔には塗布しない。」

とのことだった。

ネットで調べてみると、大丈夫という意見とダメという意見両方ある。

大丈夫という意見

そこまでシビアに使いわける必要はありませんが、顔、首、陰部など吸収のよい部分は使用期間に注意。目安としては1週間程度使ってみて、それでも改善しなかったら一度使用を中止し医師に相談しましょう。

近年の医療現場では強いステロイドを使って、そこから段階的に弱い薬に移行していく治療がスタンダード。強いステロイドだからといって恐れる心配はありません。

https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/selfmedication/367

ダメという意見

顔については原則としてミディアムクラス以下のステロイド外用を使用。ただし重症の皮膚炎に対しては重症度に応じたランクの薬剤を用いる。

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/atopic_GL2018.pdf

というわけで、あの医師をどうしても信じられない自分は処方してもらったマイザークリームを顔に塗布しない。という結論にいたった。

ちゃんとした皮膚科に行こうっと。


朝食:
バナナ:86kcal、豆腐:93kcal、みそ汁:39kcal、納豆:100kcal [8:00]
昼食:
肉まん:235kcal [13:00]
夕食:
オムライス:669kcal、大根サラダ(ホタテクリームソース):223kcal [19:00]
総摂取カロリー:
1445kcal
体重:
84.8kg

自分に使う薬くらいはしっかり知っておきたいよね。

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